【日本神話】ナルトで学ぶ日本神話!イザナギ!イザナミ!アマテラス!

 【日本神話】ナルトから学ぶ日本神話!イザナギイザナミ!アマテラス!

 

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僕らが暮らす日本はどの様にできたのでしょうか?歴史、経済、文化と風習。どの様に、と問われれば大昔の地殻変動や、海水が増えたり減ったり、陸が地続きになったりならなかったり...それはそれで面白いので知っておくと良いかもです。ただし、今回はそういった確かな事と併せて、ロマン溢れる日本誕生の神話をみてみたいと思います。

 

という事で地元の図書館へ行き、日本の神話に関する本を何冊か借りてきましたのでまとめてみます!ナルトに出てくるような単語ばかりだったので、そんなイメージで読んでいただくと面白さが増すかもです!

 

日本神話のあらすじ

 

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ざっくりあらすじを掴むとこの様な感じです。

 

1. 高天原(タカマガハラ)に別世界の巨大な神が現れました。

さっそくですが高天原ってどこなのでしょうか?そこらへんはまだ調べてません!

 

2. 巨大神であるイザナギイザナミの夫婦が日本列島をつくり、自然を支配する多くの神々を生んだのです。

泥の様な形の無い状態であった地上にアメノヌボコ(矛)をおろし、海をかきまわしてオノコロ島をつくったそうです!

 

3. イザナミは死に、死者の住む黄泉の国の神となった。そして妻と別れたイザナギアマテラスオオミカミツクヨミノミコト、スサノヲノミコトを生んで、かれらに世界の支配権を譲りました。

夫であるイザナギも子どもを生むことができたのですね。

 

4. スサノオの子孫の中から、国つくりをしたオオクニヌシノミコトが生まれました。

このオオクニヌシが日本という国をつくったわけですね。

 

 

日本の古代神話

 

アマテラスオオミカミの岩戸隠れ、スサノオノミコトヤマタノオロチ退治、オオクニヌシノミコトとイナバノシロウサギの物語など、奈良時代初めに皇室による統治を正当化するためにまとめられた歴史書の中にあるのが日本神話なのだそうです。その中で重要な役目を担う神が二柱あります。

 

 

日本神話の中心となるこの二柱の神をもとに展開していきましょう。

 

 

塩から生まれた島

 

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イザナギイザナミの二柱の神は、天の浮橋と呼ばれる低空にある雲に立ち、そこから泥の様な形の無い状態であった地上にアメノヌボコ(矛)をおろし、海水をコオロコオロとかきまわして引上げたのです。すると、矛から滴る塩が固まってオノコロ島ができました。」(「日本人なら知っておきたい古代神話」から引用)

 

オノコロ島はどこ?という疑問が出てきますね。実在しない神話上の島だという説もあるそうですが、イザナギ信仰の発祥地である淡路島の絵島や、紀淡海峡友ヶ島などがそうではないかと言われています。ちなみに観光地として有名だそうです。

 

 

イザナミの死亡について

 

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イザナギイザナミは日本列島をつくった後、様々な自然の神を生んだとされています。海、川、山、木、草などなど。そして風や火の神を生みました。その後、理由はわかりませんが、火の神カグツチイザナミが焼き殺されます。(カグツチの持つ熱に焼かれたという事故説もあります。)怒ったイザナギカグツチを斬り殺し、妻のイザナミを取り戻そうと黄泉の国へ向かうのですが、地上へ追い返されます。ここで生と死の世界が明確に区分されたようです。

 

アマテラスの誕生

 

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「黄泉の国で私は穢れてしまった」ということで黄泉の国から帰ったイザナギは体を清めようと海水につかりました。すると一柱の穢れの神と二柱の清めの神、その他諸々あわせて六柱の神をつぎつぎと生んだそうです。神、生まれすぎですね、流石に。

 

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最後に両目と鼻を洗ったのですが、このとき生まれたのが太陽の神アマテラスオオミカミ(ちなみに左目から生まれたそうです)、月の神ツクヨミノミコト(ちなみに右目から生まれたそうです)、、スサノオノミコト(ちなみに彼が鼻から生まれたそうです)らしいです。イザナギは彼らに世界の支配を任せ、別世界に去っていったといいます。

 

スサノオ

 

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スサノオ根の国に行く前に姉のアマテラスに別れを告げるため、高天原に向かいました。そこでスサノオはさまざま乱暴をはたらきアマテラスに怒られます。最終的には馬を機織り場に投げ込み、アマテラスに仕えていた女性を殺してしまいます。無茶苦茶ですね。「嵐の神」とはいいますが、違う意味で嵐を呼んでいたみたいです。

 

その後、神々により裁判が開かれます。被告人はスサノオです。罰として髪やひげ、爪を切って、高天原を追放されます。処分としては軽いような気もします。

 

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スサノオは反省し、人々の役に立とうと決め、地上(出雲)へ向かいます。

そしてヤマタノオロチの生贄にされそうになっていたクシナダヒメと出会い、彼女を救うためヤマタノオロチと戦うことになります。

 

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酒に酔わせたヤマタノオロチを剣で切り刻み、出雲の地に平和をもたらした彼は、クシナダヒメを妻に迎えて出雲の支配者になりました。のちに自分の子孫に支配権を譲って出雲を去り、根の国に帰りました。この功績がきっかけとなり、日本に社会的秩序ができたといいます。

 

オオクニヌシノミコト

 

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スサノオが残したたくさんの子孫『八十神(やそがみ)』の中からオオクニヌシノミコトという神が現れます。

 

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しかし、どうもいじめられていたというか、最初は兄弟の中で立場が低かったようです。できる子ではあったようですけど。そしてある日、因幡(いなば)の国のヤカミヒメを妻にめとるためみんな揃って出かけた時、八十神は自分たちの荷物をオオクニヌシに持たせていました。

 

重荷を背負わされたオオクニヌシは置いて行かれ、兄弟は先を行きます。その道中で白いうさぎに意地悪をします。これがイナバノシロウサギです。遅れてやってきたオオクニヌシがイナバノシロウサギを助け、そのウサギによるお礼としてヤカミヒメの愛を受け、夫婦となります。鶴の恩返し神々ver.ですね。イナバノシロウサギの物語はやさしい心をもつ者が成功者になるという教えのようです。

 

当然、兄弟の八十神は怒ります。オオクニヌシにさまざまな嫌がらせ、迫害を加えました。

 

八十神から迫害にあったとき、オオクニヌシは一度死んでいるそうです。

「岩を真っ赤になるまで焼いて山から落としたため、オオクニヌシは焼けた岩に押しつぶされてなくなった。 - 中略 ー 焼けた岩にへばりついたオオクニヌシの体は貝の女神によって貝殻で岩からはがされた。」

(「日本人なら知っておきたい古代神話」引用)

 

はがされた後、女神の治療によってもとの美しい男に生き返ったそうです。神々もむごいことをするものです。考えてみればそもそも人間が作った物語ですから、この様に現実的な残虐性も垣間見えるのかもしれません。

 

 

甦ったオオクニヌシ

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甦ったは良いものの、困ったオオクニヌシ根の国スサノオのもとを訪ねます。スサノオオオクニヌシにいくつかの試練を与え、その結果スサノオの娘であるスセリヒメを妻に迎えます。神々はどうやら一夫多妻制だったようです。

 

そして根の国の宝をもって地上に帰り、その力で八十神を従えて出雲の支配者になったようです。

 

日本神話によるとオオクニヌシは地上で二度死に、二度甦り、さらに普通のものでは行き来できない根の国(死者の国)へ行って生還しています。

 

このことから、王者は再生することによって優れた能力を身につけるという意図があるそうです。オオクニヌシが何度も殺されては甦り、その数だけ偉大になり、国作りをする能力を身につけたというものです。

 

このことは今日のリーダーにも言えることではないでしょうか?数々の失敗を経て、恐れずチャレンジしていく者が成功し、事を成すという教訓と同じです。大昔から人間の本質は変わらないのかもしれません。

 

 

オオクニヌシの逃走!?

 

根の国の宝をもって地上に帰り、その力で八十神を従えて出雲の支配者になった」と前述しましたが、実際は神宝を盗み、逃走したそうです。

 

スサノオが眠っている隙をついて行動を起こします。スサノオの髪の毛を屋敷の柱に結んで動くことができないようにし、スセリヒメを連れ、神宝を持ち、逃走!しかしスサノオは怒りませんでした。

 

オオクニヌシが地上のリーダーに

スサノオは髪をほどき、オオクニヌシを追いかけます。どの様な心境だったかわかりませんが結局オオクニヌシを祝福し、見送ったそうです。その際に「神宝を用いて兄弟を従えよ」と伝えました。神宝は『生太刀』と『生弓矢』という病気を治す道具で、古代人は医療やまじないを行う者を自分たちの首長としてあがめたそうです。

 

八十神はオオクニヌシを役立たずとしていじめていましたが、この経緯からオオクニヌシを認めるようになりました。スサノオは神宝を武器として兄弟を制圧するのではなく、導くように従えるよう促した様です。

 

古代の日本では巫女や占い師など、優れた呪力を持つ女性に支えられた男性が優れた指導者になったようです。

 

 

オオクニヌシの国作り

 

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根の国から戻り、兄弟の八十神を従えたオオクニヌシは国作りをはじめました。この時スセリヒメが正妻となり、ヤカミヒメは因幡の国へ帰ってしまいました。当然です。

 

国作りが大いに進んだ後、高天原のアマテラスが登場します。アマテラスの言いつけにしたがい、地上の統治権を皇室(人間)に差し出したのです。

 

 

ちなみに

日本神話というものは奈良時代に「古事記」と「日本書紀」にまとめられたお話で、皇室による統治を正当化するための記事とされた一部分なのだそうです。〇〇を正当化~と聞くと何やら今も昔も変わらないなぁと思いますが、当時の伝承の多くは庶民に愛された物語でした。

 

 

古事記」と「日本書記」 

 

7世紀はじめに聖徳太子の指導によって宮廷の人々が文学を学び、漢文を使う様になりました。これにより古くから語り継がれた伝承を文字におこす者が現れました。文字の起源はいつ頃だったか忘れましたが、とにかくこれが「古事記」と「日本書記」のいきさつです。

 

 

日本書記には矛盾が多い?

 

多くの伝承を採用し、まとめあげたことでかえって一貫性のない物語になってしまったそうです。アマテラスオオミカミとして活躍した神が別のところではオオヒメルメノムチという名前で登場するそうです。このような事態が日本神話を複雑で難解なものにしているそうです。

 

 

 以上、いかがでしたか?

ふと気になったので調べてみましたが、率直に感想を述べると「おもしろい」です。雑学として知っておくと良いかもです。