【働きアリの法則】学校・職場でリーダーが作るべき本当の組織【2-6-2】

【働きアリの法則】学校・職場でリーダーが作るべき本当の組織【2-6-2】

(令和元年8月4日更新)

 

人材不足。できの悪い従業員は解雇させるべきか

勘違いした経営者は会社を破滅させる

  

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できの悪い人材に苦労している人も多いのではないでしょうか?

「できの悪い」の定義はおいておくとして、要は言われたことができない、忘れてしまう、やる気がない、スピードが遅いなど多岐に渡ります。そんな悩みをもつ経営者、もしくは管理職の方、逆に上司に対して不満のある部下という立場の方などなど。会社という組織の中で、様々な立場からこの様な問題があります。 

 

 

自社だけではない!どこも同じようなもの

組織という形態である以上、会社というものはある程度の人数が集まっています。当然の様に能力は比較され、「できる人」、「できの悪い人」がどうしても出てきます。

 

そんな中で経営者が思い込みがちなのが、隣の会社は蒼いということです。

 

「自分の会社の人材はヒドい。」

「何も任せられない。」

「何も考えずに仕事している。」

「しかし、従業員がいなくては成り立たないからそれについては感謝している。」

「しかしもう少しなんとかならないものか。」

「なぜうちの会社はこうもヒドいのか、隣の会社はあんなに人材に恵まれているのに。」

というありがちな思考回路です。

 

とくに経営者は当然自社での経歴が長く、他社の実情には疎いもの。

だからこそこのジレンマに至るわけですが、零細企業から中小企業、そして大企業まで実は同じなのです。組織とはそーゆーものなのです。

 

人が集まるとどの様な態勢になるのか、働きアリの法則から見つめることができます。

 

 

働きアリの法則

聞いた事がある方も多いと思いますが有名な法則です。

組織は2:6:2に分かれるということです。

つまり上位20%はできる人です。

60%は普通で、言われた事をこなしていける人。

そして下位の20%はできが悪く、今れた事も満足にこなせない人。

というふうに大別されます。これが働きアリの法則と呼ばれるもので、人間の組織でも同じ事が言えるとされています。

 

では、下位の20%を全員辞めさせたらどうなるのでしょうか?

仕事の質が上がり業務速度も向上し、利益率の改善につながり、足をひっぱる存在がいなくなったため従業員の満足度が上がる・・・この様な効果が期待できるのでしょうか?

 

この様に考える雇用主がいる様ですがおおきな間違いです。

 

働きアリの法則の真実はこれだけではないため、本当の意味を知っておかなければなりません。知らずに安易な気持ちで従業員の解雇に踏み出すとゆくゆくは人材不足による会社の衰退に直結します。

 

働きアリの法則の本当の意味をしっかり理解し、できの良い従業員、悪い従業員共に大切な人材であると考え、良いも悪いも含めて背負って経営できる経営者を目指したいものです。

 

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下位20%をリストラすると・・・?

では下位の20%をきってしまったらどうなるのか、そこを掘り下げてみます。

 

まずは100ある仕事を2:6:2の体制でさばいていたとします。

そこから下位の20%はをきり、上位の2:6で100の仕事をこなさなくてはならなくなりました。ここまではきっと大丈夫なのです。一人当たりの仕事量がきつくはなりますが、みんなで頑張ればなんとかなりそうで良い事しかないかもです。ただしいつまで続くかという不安は残ります。

 

過度な残業、休日出勤はよろしくないですよね。下位20%をきったことにより会社のマンパワーは従来の8割になったので、100あった仕事量も80まで減らそう!これで元通り!むしろ業務効率が上がり利益率がさらにさらに改善される見込みです。

 

・・・となれば良いのですが、ここからが働きアリの法則の本当の意味が隠されているのです。

 

 

従業員が100人と仮定します。

 

20人はできる人

 

60人は普通の人

 

20人はできない人

 

このできない20人に会社を辞めてもらい、従業員数は80人になりました。

 

すると今度は80人のなかで2:6:2の法則が成り立ちます。今まで普通に仕事をこなしていた人たちの中から16人(20%)、なまけて仕事がおろそかになる人が出てくるというのです。

 

働きアリの法則の本当の意味はここにあります。下位の20%をなくしても、必ずそれだけの割合を占める存在が組織には発生するというのです。

 

この16人をさらに排除すれば従業員数は64人に。そして時間が経てばまた12人(20%)くらい怠ける人がでてくるというわけです。

 

できないではなく、なまけるがポイントの様ですね!ここが働きアリに比喩される由来だと思いますが、組織として人が集まるとこの様な現象が起きるようです。

 

 

下位20%の怠け者になってしまった人をどうするか?

では下位20%の怠け者になってしまった人をどうするか?

辞めさせ続ければ企業は人手を失い、瘦せ細ってしまいます。人材こそが本当の財産です。経営者であるならばそれだけは忘れてはなりません。

 

答えはひとつ。それも含めて会社を運営することです。組織とはこういうものであり、経営とはそれも加味して覚悟して、そして運営していかなくてはなりません。

 

下位の20%にふさわしい職を与え、生産性の維持もしくは向上につなげましょう。

そしてその他の80%にはさらにさらにふさわしい評価と堅実で実直な対応でやりがいを提供し、不満を取り除きます。

 

そもそも下位20%だなんて指し方はよろしくないですが、あえてはっきりと表現させてもらいました。

 

マネジメントはまだまだ奥が深いです。一見当たり前の事ばかりですが実態は難しいものです。

 

 

とにかく、人材こそが本当の財産です。不満があったり、経営難だからといって最初に社員をきるという判断をする経営者にはなりたくないものです。

 

  


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